ほり本こう大

エクソシスト 信じる者のほり本こう大のネタバレレビュー・内容・結末

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

一作目を鑑賞してから1時間後の近々状態で鑑賞。
本作が始まって早々椅子がぶっ飛んで来て、まさかの制作ブラムハウス!?それは色々と期待しちゃいますよ?となるのは俺だけじやないはず。

前評判で予め聞いていて身構えてたとはいえ、そこまでジャンプスケアしてはいなかった感。ジャンプスケア要素も悪霊の悪戯も、もっと派手にめちゃくちゃにやって欲しかった感はある。多分こう思うのははブラムハウスに期待してもうてたから。

一作目を観なくても楽しめるだろうが、個人的には一作目を観てから本作を鑑賞したほうが絶対にいい。内容の理解度的にもアツさ的にも。
1の神父が悪魔祓いに翻弄されるのも見物だが、今作の素人&玄人集団の悪魔祓いも見物。アベンジャーズならぬエクソシスターズ結成。
キリストが12人の使徒に力を与えた云々のセリフをせっかく神父に言わせたのなら、エクソシスターズも丁度12人にしてくれてたらもっとアツかった。
1の親子が50年の時を経て出演しているのは鬼アツい。終わり方までも1作目を踏襲していてよかった。
前作では、あの有名過ぎる曲がかかるシーンが意味不明すぎて今作に期待していたが、曲そのモノのアレンジを効かせ過ぎていて、幾度か劇中でかかるが曲の途中でやっとその曲だと気付くほどのアレンジレベル。
そして焦らしに焦らされた挙句、EDで望みまくっていたそれを聴くことが許される。

ただ結果的に良くも悪くも続編と言うより1の現代版リメイク。
めちゃくちゃにハッピーエンド感漂わしてるけど、全然ハッピーエンドじゃないのが一番怖い。