このレビューはネタバレを含みます
・硬質な青と白が印象的だった
・音楽や編集が「気持ちよくなってるところへの冷水」で統一されてる、あとタイトルも
・地方と都会の話に例えられているけど、あるシステムの「上流」にいる側が安易な逃避で「下流」に融和(という名前の搾取?)しようとすることへの強烈な反発、みたいな話に見えた
・花ちゃんの結末は「上流⇔下流」の対比を「人⇔シカ」に変換して重ねてる、のか…? 尺度の違う対比を同時に重ねることで「下流」側も相対化する、みたいな効果があるのかな
・三人称視点がシームレスに一人称視点へ変化するところ、おおっ…てなる