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Finally Dawn(英題)
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『Finally Dawn(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
2.5
【第80回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『ハングリー・ハーツ』サヴェリオ・コスタンツォ監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品されカメラ・オペレーター賞を受賞、イタリア・ゴールデングローブ賞では新人女優賞(レベッカ・アントナチ)を受賞した。

映画の撮影現場に迷い込んだ若い女性がスターたちの裏の姿を目撃していく。スターたちは架空だが唯一大女優アリダ・ヴァリが出てくる。それを演じるのがアルバ・ロルヴァケルというのが滋味深い。

当時のリッチな美術や衣装を再現したプロダクションは目を見張るものがある。しかし全体を通して何が言いたい映画なのかが分からなかった。せっかくリリー・ジェームズやウィレム・デフォーが出ているのに役不足という感じ。

虚栄心の強いスターたちのど真ん中に放り込まれる女性を演じたレベッカ・アントナチは少し垢抜けない感じで適役ではある。ラストの表情もよかった。

ただ、見終わっても「だから何?」としか思えない。脚本として弱い。側は素晴らしいが物語をもっと作り込んで欲しかった。女性の自立を描きたいのだろうが遠回りしすぎ。
たむ
3.5
ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション入りした、映画業界に入ってしまった女性のある一夜を描きます。
チネチッタスタジオや、ローマの奇妙さは、フェリーニ監督などの、往年のイタリア映画の名作を思わせつつ、MeToo以降のテーマを入れており、アップデート版とも言えます。
ディスコミュニケーションであったり、虚飾であったり、ヴィジュアルのインパクトが強めです。
『バビロン』などとも近いですが、本作はイタリア映画の幻想的な雰囲気が出ています。
リリー・ジェームズさんがスター役で出演しています。

釜山国際映画祭で鑑賞しました。
忘れないうちに感想を。
映画の殿堂の中にある3階層の建物のスケールの大きさに圧倒されます。
映画祭のための街ができている、といういっかくは、全身で映画を楽しむお祭りです。

そういった雰囲気の中で、しかも英語とイタリア語のディスコミュニケーションを描いているだけに、今日の私にはスッと入ってくる映画でしたね。

初めてレビュー一本目です。
[中途半端に現代的で熱と勢いのないイタリア版"バビロン"] 30点

2023年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。サヴェリオ・コスタンツォ長編五作目。1950年代ローマ、主人公ミモザは家族と慎ましく暮らしている。彼女は無気力な警察官アルフレードと婚約しているが、彼には全く興味がなく、母親と妹アイリスと三人で映画館へ行くことが唯一の逃避だった。ある日、映画館で怪しいスカウトマンに出会った姉妹は、彼に導かれてアメリカ人女優ジョゼフィーン・エスペラント主演の古代エジプトを舞台とした作品にエキストラとして参加することになる。更にミモザはひょんなことからジョゼフィーンに連れ回されることになり、華やかな世界の裏側を垣間見ることになる。何者かになりたいミモザが旧来的な破滅型スターであるジョゼフィーンを横で見つつ、近所で起こったブラックダリアすぎるきな臭い殺人事件が脳裏にチラつくという構成で、驚くほど緊張感のない薄っぺらで奥行きもなく、それを誤魔化しきれる代わりのもの(演技/音楽/編集/衣装美術等々)もない、熱と勢いのない『バビロン』という感じ。チネチッタで撮影してるエジプト映画もエキストラ少なすぎるし衣装も貧相で泣けてくるレベルなので映画のつまらなさの歯止めにはならず。ジョゼフィーンはおそらくエリザベス・テイラーを基にしているだろうし、アリダ・ヴァリなんかは本名で登場するが、全員が中途半端に現代的なのでチグハグな印象を受ける(レイチェル・セノットがZ世代すぎるという評に爆笑)。というか、そもそもハリウッド云々じゃなくてイタリア国内の話にすればいいのに。正直何も良いところが見つからないが、これも地元枠選出の実力か。ちなみに、ヴェネツィアでのプレミア公開時は140分あったみたいで、"流石に長すぎるから20分削ったらもっとメリハリ出るのでは?"とは言われてたが、120分版でもメリハリないっすよ。あと100分は削っていいよ。