久しぶりに私の好きなベッソン作品でした。もうずっと期待して観てもなんかなぁみたいな期間が長かったので,ベッソンと言うだけでは足は向かない。
でも今回は予告編の絵面が何か惹きつけられた。
昨今,開店休業とか引退宣言した状態の監督がこぞって新作を発表しているけれど、どうした?流行りなのか?
ま,それはいいとして一筋縄ではいかないベッソンの愛しくて哀しい,美しくて汚いそんな独特な色合いがスクリーンから溢れていました。
ダグラスがちょっとガタイ良く育っちゃった感はあるけど、それがまた哀しさを増長させるようで物悲しい。
とにかく犬達の素晴らしさ堪能しました。
できれば舞台はアメリカではなくて,フランスで撮って欲しかったな。
とにかくとても楽しめた2時間弱でした。