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DOGMAN ドッグマンの913のレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.1
「犬だけが俺の友達さ...!!」

久しぶりのリュックベッソン監督作品!が、正直俳優が知ってる方がいないw そして本作は多くのワンちゃんが大活躍!

ある夜多くの犬を連れていた女装の男が警察に止められる。警察署で精神科医に男は壮絶な半生を語り始めた。

正直リュックベッソンだから勝手にがっつりアクション映画かと思ってたらけど違った。むしろスリラーというヒューマンドラマというかそんな感じ。(どっちだよ)そりゃアクションシーンもあるけどそんなに多くない。なんだろうなんかリュックベッソンの「フォレストガンプ」みたいな感じ?でも、面白かった! なんだろうな観ていて切ない感じになるんだよな。主人公のドッグマンことダグラスの半生を語ってるという内容なのだが子供の頃に親父と兄貴からいじめられてて犬のいる檻に入れられてしまうとこは胸が痛くなった。そこで犬たちが慰めてくれるように寄ってくるのがまた切ないんよなぁ。そして成長して年上のお姉さんとの恋の行方、困難な再就職とか観ていて悲しくなるとこ多いんよ〜!そんな時慰めてくれるのがワンちゃんなの。ワンちゃんたちこそもう一人の主人公枠みたいな。そんでワンちゃんかわゆすな〜!色んなワンちゃん多くてワンちゃん好きな人ならたまらないだろう!でもダグラスの元にやって来た敵に襲いかかるワンちゃんや暗闇で目が光るワンちゃんたちがまあ怖い。

楽曲も印象的で多分「ゴッドファーザー」のテーマのアレンジ(?)でなんか分からんけど切ない気持ちになると同時に鳥肌が立った。あとキャバレーで歌うことになったダグラスのあの歌声って地声?にしては声高すぎね?本当に地声ならすごすぎる。ダグラスの声って吹き替えだと誰なんだろう。俺的には平田広明さんが合うと思ってるけどどう思う?

今回はレイトショーで観に行ったが、なんか雰囲気的にレイトショーで観るのが合ってた作品だったな。

〜余談〜
本作はPG12指定なのだがその理由は(以下映倫より引用)「簡潔な児童虐待の描写がみられるが(犬は無事です)親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。」とのこと。(犬は無事です)(犬は無事です)(犬は無事です)
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