「苦節栄光苦悩」
クリストファーノーラン監督作品、キリアンマーフィー主演。他にエミリーブランド、ロバートダウニーJr.、マットデイモン、ケネスブラナーなど豪華すぎるキャスト陣。原爆を作ったオッペンハイマーという人の話で内容が内容だけになかなか日本での公開が決まらなかったが、2024年3月29日に本国から半年ぐらい遅れて公開。またアカデミー賞も色々受賞しているすごい作品。
原爆を作った科学者のロバートオッペンハイマー。彼が原爆を作るまでの苦節、作ってからの栄光、そして苦悩を描く。
海外の方から見た原爆が絡む話ってのが非常に興味深く気になっていた。だから原爆を作って直接的な描写はないが、広島長崎に落とされたという話をやってたり、オッペンハイマーを原爆を作ったヒーロー扱いで盛り上がってるとこはやっぱり我々日本人から見てちょっと...色々思うところはあるよね。そりゃ壮大な計画を長い時間かけて成功させたというすごい話なんだけども分かっちゃいたけどどこか不快に感じるよね。でもその後のオッペンハイマーの苦悩もまた見ていてつらい。俺はとんでもないことをしてしまった感がよく伝わってきた。
でもね...なげーよ... 3時間は長すぎだよ。ノーラン作品はどれも長いのだがこれが最長で、すげー長かったぞ。おまけに結構難しい内容で、観ていてどゆこと？ってなるとこも多かった。これは俺が勉強不足なのがいけないのだが、それでも観る前にもうちょいこの辺予習しとくべきだったなと後悔。そりゃ今までのノーラン作品もわけわからんとこ多いがアクションシーンも多いからそこまで退屈はしなかったが本作は会話が多く、もはや裁判映画でぶっちゃけ置いてかれてしまったぞ... なんだろう...映画観るというよりなんか世界史の勉強した気分？ でも原爆作る為にわざわざ町作ったり、原爆の実験をするとこは印象的だった。原爆ってあんなにまぶしいんだ... まぶしいと同時に一瞬で消えてしまうんだと恐ろしくなった。
オッペンハイマーやってるのがキリアンマーフィーなんだがキリアンマーフィーこんな老けてたっけ？と思ったがやっぱり髪型のせいなのかね？それともメイク？もうちょいイケメンな兄ちゃんな感じあったから。後悔に頭を抱えるとこが印象的でそりゃアカデミー賞も受賞するわ。オッペンハイマーと敵対するルイスを演じたロバートダウニーJr.も正直憎たらしい感じが出ていてこれも助演男優賞とるわなと納得。俺的にはアインシュタインやってた人がビジュアル的に満点だったと思うなw
分からんとこも色々あったけどなんか賢くなった気がする。（気のせい）もう二度と爆弾が落とされるなんてことありませんように。
〜余談〜
今日3月31日はサミーの日ということで近くのパチ屋で北斗9打ったら確変即落ち！！継続率81%でそれはいかんでしょ！！バカかよ！！
