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DOGMAN ドッグマンのyasuのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
3.5
久々にリュック・ベッソン監督作見たなと思ったら、そんなことはなくて『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は劇場で観ていた。

冒頭カットだけリュック・ベッソンぽい(『LEON』『ニキータ』の舐めるようなカメラのあれ)。
リュック・ベッソンというと、「中学生が書いたのか?」と思うような幼稚なストーリーテーリングと、可愛らしい女性が主人公というのが特徴。今回はその流れとは一線を画していて、『ジョーカー』的なダーク系のストーリーになっているし、主人公は女性ではない。主人公のルックスにヒースレジャー版ジョーカーの影響が感じられるが、ジョーカーほどには純粋悪な主人公ではない。「ヴェネツィア映画祭で絶賛」「リュック・ベッソン復活」という評判だったのでみたのだけど、それほどまでに飛び抜けた出来という訳ではない。駄作ではないけれども。ただこれまでの子供ぽさはなくなった。
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