Amber

ある閉ざされた雪の山荘でのAmberのネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾は読みたい時期と読みたくない時期がある。最近は電子書籍ばかりで紙の本を読む気がわかない。去年の1月に『どちらかが彼女を殺した』を読み終えて以来、『あなたが誰かを殺した』が出た時に本を購入して冒頭を読みかけたが、紙の本だとあとが続かない。紙の本しかない(電子書籍も解禁になるが、ほとんど読んだかドラマで観た作品ばかり。どちらでもないのは『ダイイング・アイ』だけ)東野圭吾はここ一年縁がなかった。そこへ『ある閉ざされた雪の山荘で』が映画化され、公開までに原作を読もうかと思ったが、公開までに読了だきる自信がないのでやめた。映画が公開されてからも、ホラー映画やSF映画が好きな私は刺激が少ないミステリー映画はなかなか観る気になれなかった。ところがここへ来て急に『ある閉ざされた雪の山荘で』が観たくなった。読みかけの本が概算で70冊以上という泥沼状態にある私は、心機一転、カテゴリー別に1冊ずつ読み、同じカテゴリーの本は併読しないと決めた。電子書籍、紙の本、ノンフィクション、コミック、英語の本、絵本、Audibleなどの聴く本、というのが一応今考えているカテゴリーだ。そして、紙の本1冊目は『ある閉ざされた雪の山荘で』を映画館に観に行くことに決めた流れで、久しぶりに東野圭吾を読もうと思い、東野圭吾の『むかし僕が死んだ家』の講談社文庫版を購入し、今ちょっとずつ読んでいる。さて、どこまで続くか。

重岡大毅は何かで観た記憶がある。『禁じられた遊び』だ。

西野七瀬も何かで観た記憶がある。調べてみて、『あなたの番です 劇場版』の記憶が蘇った。『シン・仮面ライダー』
も観たが西野七瀬のシーンを思い出せない。

中条あやみは豊川悦司の娘役のCMくらいしか思い浮かばない。

戸塚純貴は仮面ノリダー?と思ってしまったが、調べると、仮面ノリダーは今でも俳優として活躍している伊藤淳史だった。忘れていた。でもちょっと似ていないだろうか。あと、戸塚純貴も『仮面ライダーウィザード』に出ていたというのも勘違いによるちょっとした偶然と発見だ。

岡山天音は調べると『笑いのカイブツ』の主役の俳優だった。フライヤーなどで見かけていたが、お笑いに関する映画なので、観る気になれなかった。久々に短期間で読了した最近になく読み心地が良い小説だった福田和代の『怪物』を読み、その映画化作品を観たり、小説の『怪物はささやく』も良かったし(さっき検索したら映画化もされていて、しかも『エイリアン』を観て以来、私の好きな女優であるシガニー・ウィーバーも出演していることを知った)、是枝裕和監督の『怪物』も映画館で観たかったが、観れず終いだったのでいつか観たいしと、怪物に縁のある私としては、「カイブツ」には惹かれたが、映画を観るには至っていない。

そして、堀田真由。堀田真由はよく映画で見かける。観た映画で浮かぶだけでも、『禁じられた遊び』、『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』、『あの日のオルガン』がある。ついこの前、『あの日のオルガン』を観て、日曜日には『ある閉ざされた雪の山荘で』も観に行く予定。どちらも堀田真由が出ている。だったら2つの映画の間に、堀田真由の出演作品を観ようかということになり、『たとえあなたを忘れても』の第一話を観た。堀田真由はちょっとした瞬間に女の子らしい可愛いしぐさや表情をする。『ある閉ざされた雪の山荘で』ではそれは封印されて、ジーンズで男っぽい喋り方をする役だった。ジーンズ姿が、小股の切れ上がったというのか、魅力的な姿だった。

間宮祥太朗を忘れていた。というかFilmarksのキャストの〈もっと見る〉を見ないと間宮祥太朗は出てこないからというのもある。調べると、間宮祥太朗も『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』に出ていたことがわかった。重岡大毅と堀田真由は『禁じられた遊び』で、堀田真由と間宮祥太朗は『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』で共演していたということになる。

あと、森川葵。「それって!?実際どうなの課」で森川葵を知った。演技は今回初めて観た。けっこういい演技をするな、と思った。「それって!?実際どうなの課」では何でも器用にしかもわりと短時間でこなしていたが、演技もできるとは知らなかった。

アガサ・クリスティーはクリスティー文庫で何冊か読んでいる。映画に出てきたクリスティー文庫の『そして誰もいなくなった』も読んだ。『ある閉ざされた雪の山荘で』は雪の密室的な設定だが、何冊か読んだアガサ・クリスティーの中で、雪の密室を扱った作品があった。タイトルは忘れた。読んだ中で一番好きな作品は『鏡は横にひび割れて』だった。ミステリーは殺すほどの動機か?という作品が多いが、この作品は殺すほどの動機として納得がいったというか腑に落ちたというか、自分がその立場だったら殺してしまうかもしれないと思うような動機だった。

堀田真由がピアノを弾いていた。『たとえあなたを忘れても』でも堀田真由はピアノを弾いていた。ピアノ教師の役だった。堀田真由は本当にピアノを弾いているのか、『ある閉ざされた雪の山荘で』のエンディングロールに演奏誰々と出ていたので、その人が弾いていたのではないか、と思った。

ある閉ざされた雪の山荘では2024年3月の設定になっていた。その頃には上映が終了しているだろうということで3月の設定にしたのか。つまり、未来の設定にしなければならない何か理由があるのか。

内容に関して書きたいことはあるが、ミステリー映画だと、ネタバレ設定でも書く勇気がない。勇気というのもおかしいが、映画を観るか迷ってネタバレ設定を開いて読んで決めようとする人もいるかもしれないと、そこまで考えてしまう。何のためのネタバレ設定だろう。どこまで書いていいのか、レビューを書くだけで、他人のレビューを読まないので、完璧なネタバレを書いていいのかわからない。冗長なだけで外堀のことしか書けない私としては、もっと内容に関して深いところまで書けるような魅力的なレビューが書けるようになりたいので、これからは他人のレビューもたくさん読んで勉強したいと近頃は思っている。

2024年の映画鑑賞はこれで31本目。
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