肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ヴォルーズの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ヴォルーズ(2023年製作の映画)
3.4
メラニー・ロラン監督の意識高いジェンダー映画が脚本・主演・監督で"エンタメ性"を備えて帰ってきた
むしろこれが遅れてきたおフレンチ版『シン・チャーリーズ・エンジェル』か(犯罪劇だけど)
姉妹のようなバディ・クライム劇が新人運転手を加入することでトリオ・チームとなり、手配ボスからの縁切りのラストミッションを独特にゆる~く開始する

いやー言っちゃいけないんでしょうけど、"世界の美しい顔"うんちゃらに名を連ねて常考な美人女優メラニー・ロランさん、齢40でまだまだ現代ではフレッシュにいけそうな年齢なのに、年齢以上に妙に老け込んで見ますなー🌝
ハリウッドセレブ(海外スター)はアンチエイジングに"億"(はまだしも数百万)かけてないのか…え?😉
作中に39歳?設定を明かしていたけども、あまりに老けて見えるので(サバ読みおって…実年齢アラフィフ、45くらいでせう?)なんて思ってさーせんっした!

まあでもその年齢と年齢差若手の"ガールズ・バディ"がエモさやおかしみを産み、彼女監督であることの"強権"が彼女の役自体への"作り込みの浅さ(アクション面)"を産んでいるのか、"プラマイ両方"といった感じです…

でも、メラロラ(ドラクエの呪文みたい)さんの年齢なり?かはわからずとも過去出演作でも類を見ないほど"快活に笑う"新規の"女優像"は、彼女がシンに"自由に撮った証左"なのかも知れません。
素晴らしく魅力的。

そんな特殊強盗(高齢者住宅ではない)の「クライム劇」なのに、笑顔が絶えない"コメディムーヴ"も多用に含んだ「ガールズムービー」調なのは、フランス映画かつメラニー・ロラン監督の独特な感性が絡んだ結果でしょう。
結構「ジャンルレス」な、良く言って"フリーダム"、悪く言って"グダグダ"ななんでもあり映画に感じます。
ストイックではなく作風も全く違うのに、そんな自由なフレンチイズムはフランス監督ではないものの、公開時一回目は激怒したジム・ジャームッシュ監督『リミッツ・オブ・コントロール』をなぜか思い出したんですよねw(後に通向けと乙になるようなタイプ)

メラニー・ロラン、アデル・エグザルコプロス(『アデル、ブルーは熱い色』)、マノン・ブレシュ(まだまだの知名度の新人女優?)が三者三様の魅力を発揮していて、なにが"おフレンチ"かというと、映像が個性的なダンスシーンがありつつも別段構図・カメラワーク・照明に拘ったかのような"オサレ"さはないものの、"ファッション"の点でそこはかと薫るオサレさはありましたねw
メラロラ&アデルのアディダスジャージがハイブランドコラボっぽいけど、協賛かよ?と思うくらい売り上げに貢献しそうなめちゃくちゃオシャレだったし、メラロラの町散策のオフファッションがビーチでもないのに"歩く痴女ファッション"かのような全身スケスケワンピース黒下着風(水着?)ファッションが助平野郎共の視線釘付けファッションはもっと見せroi…吟味の価値ある美しさ。

アデル、ブルー経由からかガッツリ濡れ系女優を熟したアデル・エグザルコプロス(何度も使いたい名前)さんは、ポロリはないけどSEXに率先するような"肉食系女子" を見事に演じていてw 殺し屋家業じゃないけど、妊娠、彼氏の好いた腫れた話、同性愛などあけすけな"女子トークに内包するジェンダー要素"はやはり『社会から虐げられた女たち』(邦題さぁ…)を撮った"メラニー・ロラン監督流"を上手くセーブしたエンタメに載せたと思います。

フレンチ映画ムーヴだからといって、やっぱり"洗練された脚本・アクション"とは言い難いので、好感触な『チャーリーズ・エンジェル』だったけども、秀でた評点はつけにくいとも思いました…

エグザルコプロスさん、スレンダー巨乳強調ファッションもアケスケやで…😤