SF、サスペンス、ロマンス
出演者、上野樹里、林遣都
黃姵嘉、野村周平、嶋田久作、原日出子、バカリズム、酒匂芳
【内容】
アメリカ政府が異星人Xの存在を発表
Xは紛争難民でやって来たとかで、人間をスキャンしてその人間と全く同じ姿になれる擬態能力があり人間に化けて社会に溶け込んでいるらしい(姿を変えられるのは一度だけ)
本能的に人間を傷つけることはないから安心してね、とのこと
発表を受けてマスコミは大騒ぎ
社会に溶け込むXを特定させスクープをあげようと躍起になる
・ストーリー
スクープを狙う記者の林遣都は上野樹里と黃姵嘉の2人をX候補としてマーク
林遣都は上野樹里に近づくため付き合い始めるのだが徐々に本気になる
そのうちに上野樹里の父酒匂芳がXに違いないと思い込み、破局覚悟でスクープ記事を発表
・ネタバレ
手のひら返しでスクープ記事がガセたと叩かれ始めると、林遣都は自分がXだと思い込み発表
だがホントのXは上野樹里であった(自覚なしのパターン)
【感想】
なんかふわっとしてる所が多くて微妙だと思う
なかなかどういうジャンルなのか見えてこない映画
SFかと思いきや違うし、サスペンスでもなかったし、恋愛もメインではない
終わってみると差別とか偏見がテーマだったのかな?
全編通してあまり面白くないけど、特に終盤のありえない展開とくさい感じがいやだった
・気になること
そもそもXって何よ?
公表する必要性がよくわからない
たとえXであってもXである証拠はなく、Xでない証拠もなく、自覚すらない場合がある
なにそれ?じゃあXなんて存在してないのと同じなんじゃないの?
・出演者
最近の上野樹里ってこんな感じなのね
落ち着いたお姉さんの雰囲気で大人になったなーって思った
あとは個性派俳優の酒匂芳
最初からどうせこの人が宇宙人でしょ?って思ってたら、比較的普通の人間してて逆にビックリ
裏切られたと思ったけど結果的にはやっぱりそうだった、っていう振り回される感じもまた良かった