ショーン・コネリーがボンド役に復活、007シリーズの番外編的位置づけの作品。
Mをエドワード・フォックスが演じる。
バハマの英国大使館員をローワン・アトキンソンが演じる。
当時からミスター・ビーン風の演技で個性に溢れていてイイ味を出している。
コネリーならではの渋さがでており、ボンド役に深みを与えていることは間違いない。
でも「サンダーボール作戦」で初めてコネリーに感じたセクシーな魅力を上回ることはないかな。
敵役の迫力や全体的なスケール感で、当時の本家007、ロジャー・ムーアに軍配が上がってしまったのは仕方ない。
とはいえ、コネリーはさすが初代だけあり、ボンドを演じつくしているという貫禄が伝わってくる。余裕の演技ぶりが印象的。
