2024-18(14)
度肝抜かれました。とんでもないもの観たなあ…という感じ。内容は突如日本上空に現れた超巨大未確認飛行物体による日常系ディストピア。
なのだがとにかく展開の乱高下がすんごい。思春期と辛いことや悩みもあるけど、それでもかけがえのない素晴らしい日常を描いたかと思いきや
え？え？、え？？、、？となる怒涛の展開とあのラストシーン。エンドロール後も理解が追いつかず茫然としてしまった。
かなり風刺が的確というか、大事件・事故が起きても最初は驚きはするけど他人事だからかどこか無関心でそのうち忘れて、、、みたいな部分が生々しかった。加えてセンシティブな描写の解像度も相まって、アニメの一言では片付けられない妙なリアリティがあった。それがこの作品に釘付けになってしまう理由なのかなと思う。
散々情緒をめちゃくちゃにしたくせに物語の謎は何一つ解明されていない。後編がどうなるのか予測すらつかない。今からワクワクがとまらない。
