このレビューはネタバレを含みます
え！おもしろー！
原作未読だしそこまで興味なかったけど、予告のあのちゃんの声優ハマってるな〜観るものないしなんか気になるし行ってみよ〜のノリで観に行ったら面白かった！
序盤はあのちゃん声優うま〜って思ってたけど、馴染みすぎて途中から誰が声優やってるとか考える暇もなく内容に集中してた、すごい
JKたちの何でもない日常と、背景に浮かぶ圧倒的に異質な母艦のコントラストがゾワっとする
そして侵略者（仮）の何言ってるかは分からないけど軍に見つかって怯えてたり、撃ち殺された個体の側で悲鳴あげてたりする姿や、ラストの砲撃された中艦隊から降り注ぐ大量の侵略者（仮）が仲間を助けようとする仕草みたいなものを見て鳥肌が立った
自分の正義と平和を貫こうとした結果、こちらが相手の平和と命を脅かす悪になるという構図はとても心がザワザワして苦しくなる
門出ちゃんの担任はとりあえず逮捕ね^ - ^
でもサイトでキャラの名前確認した時に門出ちゃんのパパと渡良瀬の顔がなんか似ててゾッとした
門出ちゃんもしかして無意識に渡良瀬にパパを重ねちゃってる、、、！？
まじで門出ちゃんのこと考え始めると闇が深そうでこわい
あとわたしの拗らせたルッキズムを刺激してくるようなコンプレックス強調系の絵柄がたまにしんどくなった、、、
強調される鼻の穴や形、近すぎる目、出っ歯等々、、、
至って普通な描かれ方した顔もあるから尚更特徴的なパーツやパーツ配置の人たちが際立って心にクる、、、なぜ？？？わざとか？
キホちゃん、、、死ぬなやめろ
凰蘭がキホちゃんが死んだことを知った上でいつも通り何事もなかったような態度取ってるのしんどすぎてわたしもあそこで泣きそうになった
みんなどこかで死んだ友達のことや空に浮かぶ母艦のことを気に掛けつつも、できるだけいつも通りの何事もない平和で平凡な日常を送ろうとしてるって感じがリアルだし、こっちも同じ気持ちになって気持ちが沈む
例えるなら夏休みに友達と遊びまくって楽しいけど、心の中で終わってない夏休みの宿題がずっと居座り続けてるみたいな不快さ
イソべやんが完全にドラえもんで笑う
そしてイソベやん無駄にイケボで笑う
デベ子はちびまる子ちゃんの声で脳みそバグる、TARAKOさん🥲
のび太やデベ子は、馬鹿で小さな私利私欲にしか秘密道具を使わないところが逆に良かったんだなと知った
「自分が」じゃなくて、門出ちゃんみたいに「世の中が」の規模になっちゃうと、独善が肥大化しちゃうのか
「悪いことをやっているという自覚がないと反省もできない」って言葉は中々刺さるなあ
凰蘭が門出ちゃんの自殺エンドを改変するために侵略者（仮）の力を借りて過去も記憶も捨ててやり直したのが今のクセ強凰蘭&常識人枠の門出ちゃんってこと？？？
デーモンって呼ばれてた時に凰蘭に助けてもらったって門出ちゃんの過去は存在しない記憶、、、？？？
凰蘭のお兄ちゃん、太ってもキャンバスが広くなるだけでパーツ配置もサイズも痩せてた時のまんまだから地獄のミサワみたいで面白い
かっこつけた感じだけど実際良いこと言ってる
もしかしてまじでミサワ意識？
普通にモブキャラだと思ってた小比類巻くんはなんかちょっと頭にアルミホイル巻くとか言いそうな危なさを感じたけど、今後活躍しそうな雰囲気あったから後章に期待
ふたばもマコトもよく分からんが多分後章で結構出てくるってことでしょ？
誰見ても何見てもどのセリフ聞いても「これは伏線か、、、？」って気持ちになる
母艦の周辺に漂う平仮名みたいだけど存在しない文字とか、聞き取れそうだけど何言ってるか分からない侵略者（仮）の言葉とか、分かりそうだけど分からないって感じが気持ち悪くて好き
声に関してはアニメだからこそ不気味さが増す
JKのほのぼのしたゆるい日常をもっと見ていたい反面、それに並行して漂う不穏な空気も大好きなのでとても楽しい
早く後章公開してください
とりあえず上映時間多い内に観ておこうって思ったけど、約2ヶ月後はちょっと遠いな〜〜〜
