何だこれ〜めちゃくちゃ面白い！
東京上空を覆う巨大円盤にいよいよ侵略も間近か？と思いきや、非常事態は日常の一部となり3年の年月が流れる…
どれぐらいヤバいかピンと来ない脅威と、門出&おんたん達の高校生活、そしてジワジワと迫る日常の終わりを緩さと不穏の境界なく描く異色ディストピア！
前章というよりプロローグに近い感じなので謎は深まるばかりやけど、それでも門出と凰蘭の関係性からそれぞれの世界の捉え方まで、呑気なようで様々な事情を抱える女子高生達の赤裸々な感情がさりげない会話劇を通して溢れてくる。
ただでさえ凄まじい情報量の物語なのにその濃密さたるや…もはや説明不可能w
なのにずっと面白いんやから凄い！
可愛いキャラクターらしからぬ露骨な表現や、のほほんとした雰囲気がそのまま深刻さや恐怖に繋がる演出など、情緒おかしくなりながらもゾクゾクしたし、ちょい下品なとこもあるけどwわかりそうでわからない、けどなんか刺さる絶妙にリアリティのある言葉や会話、そしてやんわり漂う世紀末感も堪らない。
あと幾田りらも良かったけど、何と言ってもあのちゃんの声優としての表現力の豊かさに驚かされっぱなでした。上手過ぎる！
もう今から後章が楽しみで仕方ない！
