TERUTERU

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のTERUTERUのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます


[ デットデットデーモンズデデデデデストラクション 前章 ]


空虚な空に突然蓋がされた
理由もわからずそれは浮遊している
それに対して攻撃する者
それに対して知ろうとする者
それに対して慣れて日常と感じる者

大きな事件から3年と経つ、
ついに世界が動きだす。



ちがう…
これは2人が起こしたデストラクション
根本的の変化へ「ついに」は遅く通用しない世界なのだと。

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“浅野いにお”作品にて初アニメ映画!!
漫画はデジタルとアナログを組み合わせた背景描写は特徴的!人の絵柄も繊細かつ可愛いらしいポップなキャラかと思えば本編内容はエゲツない!!
映画として大きなスクリーンへ迫力のあるアニメーションへ。サブカル好きにはブッ刺さる感動作の一本、前編後編の2部作はありがたい。


テーマは『ドラえもん』か?はたまた『インデペンダンスデイ』?それとも自分達の現実の日常で起きた3.11の事やコロナウイルスに関しても思い出させるようなディストピアな世界線だろう。
世界の終わりに特別な能力を持ってるいるわけでもない一般の目線を丁寧に描く、目の前に得体の知れない何かがあるけどこれからどうなる?と日常が過ぎる。

そこまで前半の物語、物語後半からは主人公の過去の回想の物語がもはや主人公として成立する特別なチカラを持った話しが展開する。
過去の回想が終わり疑問を残す付箋を残しながら前章は終了するが、後章は一体何を見せてくれるのか。本当に世界は終わるのか、彼女達の過去は現在とどうリンクするのか、疑問だけを残してこの映画を見届ける事しかできない一般人の私だな。


手出しできない、いや無力の儚さ
ただその結末へ動くように
託すしかできないのだと…
日常ってこんなにも美しく脆いんだ。





あぁ…なんか暗い終わり方になっちゃうね…

そこですかさずオッパイ出す‼︎



🚨🚔🚓👮‍♂️👮🚨



手も足も出ないならおっぱい出せ
2024/No.23
TERUTERU

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