パンフレット

ザ・ガーディアン/守護者のパンフレットのレビュー・感想・評価

ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)
3.0
日本語字幕は、福留友子
パンフレットは770円

日本公開日は2024年01月26日
韓国公開日は2023年08月15日

客層:男性1人客6割
客入り:約4割

あらすじや予告でのDIY武器から期待して鑑賞した映画。それに、今までの傾向からして、アクションも問題ないチョン・ウソン主演。

少し重く暗い空気を漂わせながら、話が淡々と進む。ストーリーは良いし、キャラクターも良いと思う。

しかし、びっくりした。日本版では後半カットされたのかなって結末。もしくは、実は本作は前編で、後編が存在するとか。

韓国の暴力団絡み映画は、バイオレンス要素がありすぎて、なかなか観るのに体力使うが、今作に限ってはかなりの拍子抜けだった。そういうシーンがないわけではないが。

銃器の類がほとんど出なかったのは、何かしら意図があるのかな。非常に違和感(韓国が銃社会かどうか知らないが、韓国映画では割と登場してるイメージもある)。

字幕で「血液がん」って出てたが、「白血病」じゃダメだったかな。いったん気になると、いろんなシーンにハテナが浮かぶ。救急車呼べば良かったのに。決着つけないのかなど。

もっとアクションシーンなど膨らませることが出来そうな映画。主人公の預かり知らぬところで話が展開し、何とか主人公のスキルで立ち向かうような映画。

DIYで何でも作っちゃうし、全然退場せずに何度も挑んでくるところは気に入った。もう少し、殺し屋vs主人公vs巨大組織みたいな構図にして、各キャラクターが入り乱れた方が良かったのではないだろうか。


近くの席に、何度もゲップおじさんと食べ物ガサガサおじさんがいた。静かな環境が求められる映画館で実にさもしい。

01/27/Sat/2024/592 No.04