ガブXスカイウォーカー

続・荒野の七人のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

続・荒野の七人(1966年製作の映画)
3.5
前作から6年(劇中では10年)後に製作されたシリーズ第2弾。クリス(ユル・ブリンナー)の変わらぬカッコ良さにしびれる。頭が切れ、銃の名手でありながら、困った人がいれば金も請求せず助ける。それが友達のためなら命をも投げ出すリーダー。
こんな奴いるわけないじゃんとわかっているけど、今も昔も変わらぬ世知辛い世の中でクリスの雄姿は観る者に生きる勇気を与えてくれる。
またガンマンたちのハードな過去や、村人たちに自分たちを見捨ててくれと懇願されながらもクリスがあらためて徹底抗戦の決意を固めるシーンなどはジーンともさせてくれる。
クライマックスは数で圧倒的不利だったにもかかわらず比較的あっさりと敵のボスを撃っての勝利はちょっと物足りないけど、充分な佳作であろう。