YasuhitoArai

アタラント号のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

アタラント号(1934年製作の映画)
3.8
渋谷シアターシメージフォーラムにて4Kリストア版鑑賞。

アタラント号船長とその妻、副官と一番したっぱの船員の物語。
作品の肝は、副官役のミシェル・シモン。作品の全てをさらってる気がする。

レコードを手で擦ると音楽がなる演出、主人公と妻が新婚したばかりでいちゃついてる時に猫が飛びかかって邪魔する、チェスをしてて中断するため猫を投げつけるなど面白い演出が多い。

ミシェル・シモンが人形劇をやってて、その人形が「悪魔のいけにえ」のじいちゃんに似てたり、親友が死んだから形見でその人の手を保存してたりとホラー描写もあった。

見たのは2回目だったけど、新たな発見ができる映画でした!
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