このレビューはネタバレを含みます
2024年 10本目
めっっっちゃ面白い!!!!!
サイコパスが持つ幼稚性とそもそもの安室朝陽の年相応のガキっぽさが相まってやってる事は怖いけど可愛いな〜と思うところが多くてあんま体験したことない楽しさがあった。特に、最後死にかけの昇にアキちゃん殺しの経緯を語る時「俺 好きだったんだよね」と言って始めるのがそれの真骨頂のように感じた。
途中までまんまと 少年少女のひと夏の思い出 的な映画で殺人鬼との間に生まれる謎の友情!?みたいな雰囲気かと思ったら最後の昇のマンションで全てがひっくりかえって面白かったな。 コーラを飲んで死んだと思った朝陽に対して このクソガキが! と言いながら蹴るのは朝陽が可哀想ながらどこかスカッとした。 その後のクラシック流れるところも。
そして最終的に朝陽の姿が冒頭の昇と重なっていて上手いなと。
自分は沖縄で生まれ育っているから映画の舞台的に見なきゃなと思って見て正解。しかも舞台もよくある那覇だと思ったらめっちゃ身近な沖縄市で親近感湧いた。ただ「内地」のイントネーションが異なったのが気になった。
色々言ってきたけど1番好きなシーンは、アキ母と元朝陽パパが結婚したことを朝陽ママが「10年前の青春をまだやってるんだよ」と表したことに対して朝陽が「ダッサいね!」と返して2人してダサい〜と笑うとこ。あそこめっっちゃすき。笑っちゃった。
朝陽は見た目の雰囲気やグループの頭脳として動くことかは勝手にダウ90000の蓮見に重ねてみていた
もう本当に面白かった。2出たら見たいなー。