発揮したのは正義で、常に主人公は中立でロジカルに考えようとしてたけど、小賢しい生徒たちや、同僚との関係性など、難しい状況に追い詰められていく過程は、うまく描けていた。
ラストがどう捉えたら?ていうのは「悪は存在しない」に続けてだな。でも、わたしはこちらのほうがまだなんとなく捉えやすいかも。
それにしても、欧州(ドイツ)の授業のレベルが高くてびっくり。「0.999と1は違うか」は、たしかに小学生レベルの内容だけど、それに対する生徒からの解を「それは証明になってるのか、意見なのか」なんて、すくなくとも私が子どもの頃はなかったよ。