俳優東出昌大の狩猟生活を追ったドキュメンタリー作品。
狩猟生活とMORONAのライブ映像をリンクさせ、観客のエモーショナルな感情を昂らせる。
悩み続ける男、東出昌大の人間性が溢れた作品。
東出昌大は聖人ではないし、だらしないしかっこつけ。
ただ周りから人がいなくならない。
人たらしで色々なことを思考して、ひたすら優しい素直な男だと思っている。
今作はそうした人間性が映し出されてたと思う。(カメラに映る姿で、本当の人間はわからない)
等身大の人間だなというほど、悩み、後悔して、苦しむ。そしてたどり着いた答えは。
ありきたりな答えだが、山に籠り狩猟をし、思考して出た答え。重さが違う。
今後も東出昌大は、色んな面に素直さを出し、楽しみ、苦しみ、その度に葛藤し、考え抜くだろう。
そうした「人間東出昌大」をこれからも追いかけていきたいと思った。
狩猟のシーンをしっかりと映り出されているため、動物を射殺、解体する映像が何回も流れる。苦手な方は注意です。
