公開間もなく、ふらり予定を変更して観た作品
きっかけとしては、監督のエリザベス宮地さんは
アーティストのMVなどを中心に活動されており、
どんなドキュメンタリーを撮るのか気になったから。
とくに東出さんのファンではないのですが、
ファンならずとも、人としての物事の考えとか、狩猟を通して気づくこともあったりと、なかなか面白い作品でした。
所属事務所との契約解除などを期に
俳優活動を続けながら、狩猟も生活の
一部としている東出さん。
とある番組企画で親交を深めた
登山家の服部文祥さんや狩猟を通して
出会った方たちのサポートを受けながら
山暮らしをはじめます。
「あまり話すことはないですよ」といいながらも、
狩猟や言葉を交わすことを大切にする姿が
印象的でした。
田舎は田舎の厄介さもあるのだろうけど、
人目に晒される仕事ゆえに、没頭したり
気を張らなくていい環境って大切なんだろうな。
狩猟自体には興味はないのですが、
人間が人間を中心として生きている世の中と、山の中で自然の一部として存在する人間の存在は無論イコールにならず…
そんなことを思ったりするにもよい時間。
あと、さすが宮地さんだけあってMOROHAの楽曲の入り方が絶妙でした。
武道館で聴いた五文銭は聴いてて苦しくなっちゃうけど、いいなぁ。
※ドキュメンタリーは、その人の
生きざまなので、基本スコア5にしてあります。