前作でオリジナルのキャストを登場させて、最新の技術とノスタルジーを融合させてくれたわけだが、舞台がニューヨークに変わりオリジナルに寄せているものの前作ほどの衝撃はない。
フィービーとトレヴァーの家族が継父を得て変化したこと、未成年であるフィービーのゴーストバスターズからの強制離脱による疎外感やギフテッド故の人間関係構築の不器用さなど、続きものとしてフィービーを中心とした人物の掘り下げや成長が中心に描かれる。
オリジナルキャストの登場もあり、ゴーストも新旧おりまぜて登場し、科学と知恵と勇気で大団円を迎える展開はそれなりに面白いが凡庸さは否めない。
それでもエンディングでテーマ曲が流れると気分はあがり胸にこみ上げるものはあったので、まぁ劇場で見て損はしないかな。
