ダミアンがソーン一族で経営する企業のトップにたち、さらには父親同様に駐英アメリカ大使になる(ちょっと無理ないか?)という展開で、一応は一作目や二作目の設定を踏襲してはいる。また、ダミアンを殺す剣が再登場して刺客の手に渡り期待は高まったのだが。。。
ダミアンの前任者の駐英大使の死は犬もからみ衝撃的で良かったが、それ以外は基本的にダメ。
ダミアンを狙う刺客の失敗や死に方のお粗末さ、最後の決着のあっけなさ、唐突な話の展開や場面変更など、全般的に映画作品としての作りが雑でがっかり。
これが『オーメン』シリーズの決着かと思うと非常に残念。