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ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのHIのレビュー・感想・評価

2.5
活動の拠点をニューヨークに移したゴーストバスターズは、幽霊退治に勤しんでいた。しかし未成年の無償労働が問題となりフィービーは離脱させられる。そんな中、あらゆるものを凍らせるゴースト、ガラッカが蘇り、真夏のニューヨークは極寒と化す。

キャッチーな主題歌とともに1984年に大ヒットしたゴーストバスターズ。2作目の30年後を描いた『アフターライフ』の続編である。(主要キャラを女性に一新した2016年版は世界線が異なる)
オープニングはシリーズおなじみの車両エクトワンの大立ち回りでその後の展開を期待したが、正直言うとそこがピークだった。
思春期真っ盛りのフィービーが「大人は分かってくれない」とモヤモヤ・イライラを募らせて取った行動が大惨事を引き起こし「さぁ大変だどうしよう」とバスターズがワチャワチャするのだが、どう見ても盛大なマッチポンプ。フィービーの精神的な成長を描くにしては、被害がデカすぎるだろ。死者数名じゃ済まないと思う。ワクワク感は前作の方が上かも。

初代のメンツがお助けキャラ的に出ている他、初代バスターズを目の仇にしていたウィリアム・アザートンが役人から市長に出世して再登場。相変わらずの憎まれっぷりが健在でファンサービスは上々である。おなじみのあのゴーストたちも出てきます。
また、HBOのコメディドラマ『シリコンバレー』を全6シーズン観ているのだが、それに出演していたクメイル・ナンジアニが騒動の引き金となるキーパーソンを演じていた。マーティン・スターが出ていたら皮肉を浴びせられていただろう
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