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悪魔の沼のHIのレビュー・感想・評価

悪魔の沼(1976年製作の映画)
1.9
テキサス州の郊外で宿泊施設を経営するジャドは、敷地内の池でアフリカ産のワニを飼っていた。彼が餌として与えていたのは、巨大な鎌で殺害した宿泊客だった…

『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパー監督作品で、本作の邦題も"悪魔"が付けられた。
殺人鬼は長い刃と長い柄の鎌を振りかざす初老の男。人皮マスクとチェーンソーのレザーフェイスほどのインパクトは無く、ホラーキャラのアイコンにはならなかったが、いきなり取り乱したり笑ったり(おそらく退役軍人でPTSD気味)で挙動不審。
死体処理のためのワニは『ジョーズ』のように全体をなかなか見せないがワニ自体に怖さは無く、姿が見えても安っぽい出来である。全体的に暗く画質の悪さも相まって陰惨な雰囲気が漂っていた。
犠牲者一家の女の子(幼少期のカイル・リチャーズ。現・パリス・ヒルトンの叔母)は殺人鬼に追われたり汚い床下に逃げたりしていて、撮影時は過酷だっただろう。
また、後に『エルム街の悪夢』のフレディとなるロバート・イングランドが出演している
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