“世界が意味を失っても私は祈る。”
灰に埋もれ、霧が消えた。今日も聖母に身を捧げ、愛を誓い、”焔の様な祈り”を豊饒の天に捧げる。頭にへばりつく過去の罪も、手元にある血も、その刹那は許され、黄泉からも…
人生が、向こうから問いかけてくるような映画。まるで一遍の美しい詩を読み聞かされているような映像美。とても言葉が追いつかないので、観て、としか言えない。が、見返すたびに人としての成長過程でフックにかか…
>>続きを読むおそらく4回目ぐらい
久々に見たら映像/音声のロジックが思ったよりすごかった。カラーからモノクロイメージに移る際には、ほとんどのケースで正面の顔から180°の切り返しがなされている。切り返される側…
雨の降る部屋、消えない蝋燭。出てくるモチーフはどれも極めて魅惑的だが、一つ一つ取り上げて考える気力は湧かなかった。漠然と思い出したのは女性と水の近しさで、なんだかイタリアの内省的な面を見たように思う…
>>続きを読む何度か観ている。その度に作中のどこかで眠っている。だからもし一度だけならこうして感想書くことも許し難いことなのかもしれないのだけど、それぞれを繋ぎあわせて全編分として考えれば良いかな…眠るのはこの作…
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