たく

マリア 怒りの娘のたくのレビュー・感想・評価

マリア 怒りの娘(2022年製作の映画)
3.0
ゴミの山で生きながら、さらに母とも生き別れてしまった少女・マリア。
彼女の強気な性格や、最後は堂々と前を見て生きていく姿は良かった。

映画後進国のニカラグアの現状を伝えたい監督の意思も感じたが、おそらくもっと多くの事を伝えたかったのかな、と思う。
一つとして、市民による暴動が起きてる背景がいまいち伝わらなかった。
またそれによって最貧困層に属するマリアたちへの影響も。

夢の中でしか母に会えないマリアの寂しさも感じた。
以前観た『ボヤンシー』という映画にどこか似ていた気がした。
たく

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