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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のmtのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

久々に映画館で映画。ということで張り切ってポップコーンとホットドッグとコカコーラを買い込む。

しっかり食べて準備万端。
どうやら最後の方に衝撃的な何かがあるということで楽しみにしていました。

近年易しめの推理が多かったが今回は推理要素がしっかりしていて、間延びしてなくて見応えがあってまずそこが良かった。

北海道によく夫と行くので時計台やテレビ塔、函館山など観光名所も沢山出て楽しんでみることも出来た(ラッキーピエロがハッピーピエロになっていて面白かった)。

また、推理だけでなく恋模様や、黒羽盗一と快斗、青子や中森警部との関係性など、まじっく快斗もまじっく快斗1412も14年前リアルタイムのアニメで追っていた私からするとかなりキャラの心情描写も楽しめる。

桜吹雪が舞う中、沖田総司やYAIBAキャラの出現もありお祭り騒ぎで闘うシーン、キッドが変装を解いて現れる場面の青山原画がかっこよくキッドが生き生きとした線で描かれていて、あのシーンの青山原画をもう一度じっと見つめて目に焼き付けたくなった。

いろんなキャラが絡み合う中で、クライマックスに向けて人間業でないミッションインポッシブルな動きをする平次(飛行機に掴まり、乗ってその上で敵と戦う)、函館山のロープウェイをスケボーで駆け上がるコナンと、人間辞めてて面白い。
伊織がヘリから援護として街中を閃光弾落としまくるのもめちゃくちゃで面白かった。紅葉は自由に北海道観光。

そして何より、エンドロールで役名書かれず池田秀一の名前が……?赤井さん出てたっけ?と疑問に思っていると……


(以下、エンドロール後の最後の部分を見ながらの私の頭の中です)

工藤優作に双子の兄?!あの年代で顔が似てて、思い当たるキャラは……
黒羽盗一?!しかいない……10年前(現実世界では10年以上前)亡くなったはずの?!
あ、亡くなったけどそこが兄弟だったのか……
マカデミー賞の祝い?あれは緋色の帰還の頃だから最近だよな?生きてる?え?
め、メールしてる!しかもT.Kだ!絶対黒羽盗一やん!!生きてるやん!!
うわーっ!!生きてるやん!うわーっ!!
…………大泉〜!!!!!(めっちゃええ役もろてるやん〜!!)
~パニックすぎて池田秀一の声を聞き取れず~

〜明転後〜
まてよ、整理すると……
黒羽盗一と工藤優作が兄弟ということは……
キッドと新一はいとこ!?!?いとこや!
しかも……えっ黒羽盗一が川添ってことは
黒羽盗一(川添)と黒羽快斗(沖田)が互いに変装し合って同じ空間で話し合っていた……?!
沖田を捜査に入れるなんて道警ガバガバやな!と思っていたが……
黒羽盗一が全てをわかった上で息子が宝を探すのを見ていたということか…
そして手が足りないところには川添として一発撃つなどサポートも気付かれないように……
うわーっ!黒羽盗一!!
これを全てわかった上でもう一度観たい……(恐らく制作陣の思うツボ)


何より、一番気になるのは、前半部分で平次に
「お前兄弟おらんよな?」と聞かれたコナンが、かなり不自然なほど含みを残して「さぁな(ニヤリ)」としていた所だな…
黒羽盗一との関係をゆきこさんは知らなかったみたいだから
工藤優作と工藤新一の間ではその関係性が共有されてて、新一はキッドが従兄弟と知っているのか?と疑問に思った。
かなり含み笑いしてたから多分知っているんだろうな……と思うが明言してくれ!!気になる!!


と、長年追ってきた原作ファンを後から後からハイにする内容構成だった今作。
やっぱもう一度見に行こう…

まじっく快斗もバッチリ見てるとかなり楽しめた。
池田秀一を贅沢に使って日本をざわつかせる天才だな……
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