女子高生に忍び寄る不穏。冒頭の犬のカットからまず面白くて、とにかく撮影がセンスまみれだった。アリ・アスター、ランティモスとかからかな、デジタルズームみんなマネしてるよね。多用してましたね、今作も。監督が自分で書いたセリフに酔ってる感じの台詞回しのキショさとか、女子高生が謎にパタパタ死ぬ感じとか、『自殺サークル』を現代版にアップデートしたような印象があった。展開が全く繋がってない感じは計算なのかな。切り方が奇妙で、なんか本編っぽくなかったというか。ホラー映画のCMみたいなホラー映画でした。撮影、マジで好き。
