喪失と時間の暴力性。
本作は、不慮の事故で友人を亡くした女子高校生の主人公が、その友人のことを忘れられないまま日常を過ごすお話です。
常に画面のどこかに不可解な存在が映り込んでいるような、絶妙な居心…
素晴らしい!
日常に忍び寄る不穏さという点で
宮崎大祐の『VIDEOPHOBIA』を思い出した
以下、良かったシーン箇条書き
●会話の自然さ
●背景に映る団地!
●顔面に卓球玉
●女子高という設…
友人の死を忘れることで日常に戻っていく周りと、それに違和感を感じている主人公の死に対する温度感の違いの描写が丁寧でよかった。
でも、その喪失を忘れていかないと日常に歪みが出てきて、見えないものまで見…
クラスメイトが死んでも平常運転の友達。主張が先にあり人の話を聞かない家族(毒親、ヒステリー構文的な流行を感じる)。あれ、私がおかしいのか?
顔の寄りが多く一人ずつ映すことが特徴的。室内は斜め遠くから…
このレビューはネタバレを含みます
岩崎裕介監督のホラー短編。
この世界にあるはずで欠けているモノを自覚的に無視する虚無。抑圧した負のエネルギーが呼び込むものに対抗する手段が虚無だとすれば、高校生という時空はその力が拮抗した特異な磁…
24-79-17
シモキタエキマエシネマK2
「NN4444」④
いちばん良かった。あーね、っていうフレーズで処理される友人関係。歪な家庭関係。薄暗い色彩設計と青空、夕陽のショット。監督のキャラもた…