TAKEZOH

侍タイムスリッパーのTAKEZOHのレビュー・感想・評価

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)
4.5
幕末の武士が現代の京都の転生して撮影所の殺陣師として活躍する……というこれだけなら転生モノでただ面白可笑しくふざけた作品なのかと思われるが、この作品には斜陽の時代劇と幕末の幕府側に立った武士、それぞれの黄昏と己の矜持が相まって、作り手の時代劇と京都の撮影所への愛が溢れていた!!!
これは意図的なのかはわからないが、劇中のとあるセリフがトム・クルーズのある映画のセリフと重なるところがあり、それがより良く活かされていてよかった♪
同じ時期にスタントマンの矜持を描いた『フォール·ガイ』を上映されている何かの縁を感じる。
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