ちゃむ

ア・フュー・グッドメンのちゃむのレビュー・感想・評価

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)
4.5
トムクルーズかっこいい〜。アクションしないけど、ミッションインポッシブルよりかっこいいです!そして、ジャックニコルソンにキーファーサザーランドまで出てるとくれば、観るっきゃない!

「絶対的な正義など存在しない」ことを痛感させられる映画。

この映画の面白いところは、暴力的制裁=コードRが絶対的な悪であるとしていないところ。映画中では、キューバの海兵隊という部分社会における正義が、アメリカという社会全体(ただし平和時に限る)では悪と断罪されたに過ぎない。裏を返せば、非常時であれば、コードR=社会全体の正義となり得るってことなんですよね。

トムクルーズ(弁護人)がジャックニコルソン(犯行の真の元凶)を叩きのめし、いかにも正義が悪に勝ったみたいな描写をしながら、実は正義なんてものの定義は極めて曖昧で、社会情勢云々でいくらでも変わりうると・・・う〜ん、面白い!
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