バリカタ

COUNT ME IN 魂のリズムのバリカタのレビュー・感想・評価

COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)
3.0
【ドラム、ドラマー好き、集まれー!】

打楽器は人類最古の楽器と言われてる
そうで・・・うん、納得。って気持ちに
なります。

打楽器って人間の本能や心と直結できる
楽器なんじゃないかなぁ?なんて思える
ほどに出演ミュージシャンたちが語る
ドラムへの想い、情熱がくっきりと見える
作品です。特に演奏しているシーンは
エモーショナルです。

あくまで個人の感想(偏見かな?w)ですが、
ボーカリスト、ギタリストって同業種と
張り合うイメージがあるんですが、
本作で見られる共演中のドラマーたちは
魂の理解者同志って感じで、いい雰囲気
なんですよね。一緒に叩きまくろうぜ!
はじけていこーぜー!ってな感じで。

バンドでもドラマーに脚光が集まることは
なかなかなく、地味な位置づけ(めちゃくちゃ
重要なパートなんですが、ベースと共に)が
ゆえに派手な印象はもてません。
ドラムソロってまぁ、地味ですもんねww

それと、これまた偏見ですが、ドラマーは
バンドマンの中でも落ち着いている常識人の
方々が多いような気がします。
エキセントリック系だと、屋台骨は支えられない?
だからでしょうか、突飛なエピソードは無し。
退屈を感じてしまうかもしれません。
(面白いですけどね!)

僕としてはドラマーの技術的な面
(ドラマーごとの演奏者としての個性)も
掘り下げてほしかったし、彼らのドラムに
対する想いがPLAYにどう反映されているのか?
バンドメンバーからどう思われているか?
なんてところにも踏み込んでほしかったですね。