ワクワクするような設定は父親の作品に通ずるものがあったものの、そこからの展開や結末に驚きや興奮がまったく感じられず、もっとお父さんぐらい個性が炸裂したものが観たかった。
デビュー作であまり比べすぎるのも可哀想ですが…。
他人から鼻で笑われるようなものでも押し切ってしまう強引さと、自分が面白いと思うものを信じ抜く力、それをちゃんと形にする腕というのがM・ナイト・シャマランの良さだったんだなと、皮肉にも父親の方の株が上がるばかりでした。
父シャマランの作品にもよく見られるジャンルを飛び越えていくようなカタルシスを狙ったところもありますが、軸となるジャンル(本作で言うならホラー)の見せ場が弱いせいで、どのジャンルから見ても中途半端な印象が残りました。