死と生の間の物語。
何らかの理由で現世に未練がある者たちが集まるパレード。
今作品では、そんな現世に未練のある人物たちの物語がオムニバス形式で演じられます。
長澤まさみさんが主役には変わりませんが、他の出演者も豪華で全員主役といっても過言ではないですね。
見る人によって心に響くエピソードは異なるかもしれませんが、それでいい気がします。
自分は、横浜流星さんの恋人を見送るシャイな元ヤクザのストーリーが一番ハマりました。
きっと自分にあった物語がみつかるそんな作品です。
今回は舞台挨拶付試写会をユーロライブで鑑賞しましたが、なぜこんな豪華な舞台挨拶を、言ってはなんですか小さな映画館でやるのかが引っかかっていたのですが、映画をみればその答えは納得でした。
また藤井道人監督にとっても、思い出深い映画館らしく、本当に貴重な時間を過ごさせてもらえました。