穂苅太郎

ロードハウス/孤独の街の穂苅太郎のレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
4.0
いやーほれぼれする。推し中の推し、ジェイク・ギレンホールの面目躍如。大喜びです。まずは何と言っても肉体作り。ボディビル的増強ではなくて明らかに喧嘩強そうな体にしてるし、こんなやつとはとてもじゃねえけど戦えないオープニングシーケンスはさもありなん。それに加えて普段より5割増しぐらいの、あの広角だけが上がるクールかつ悲しみを秘めた微笑みの首が乗っている。何も言わなくてもこれだけでキャラクター完成しちゃってるよ。

「七人の侍」を一人でやっちゃってる、もしくは「シェーン」か。劇中でもこれは西部劇だて言ってるし、言ってみればまんまなんだけど、格闘シーンがとにかく色々よくできてて飽きないわ。

しかもラスボス的なコナー・マクレガーってモノホン格闘家じゃん。こちらの肉体もものすごい。特に尻。監督もここよくわかってて何度も何度もフューチャーしてるのが笑える。クレイジーなコメディリリーフがこれだけできるってことは同じモノホン格闘家あがりのデイヴ・バウティスタのポストを全然担えちゃう。マーベルものにフックアップされる日も近いはず。
穂苅太郎

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