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めまいのbebemamaのネタバレレビュー・内容・結末

めまい(1958年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2回目かな?
なので、ストーリーは知っている上で鑑賞

オープニングが斬新
どアップの目の中からタイトルが出てきたり、あの螺旋の幾何学模様とか(昔あんな模様を書く丸い定規ありませんでした?)

キム・ノヴァクの登場シーン
赤い壁紙のレストランの中で金髪と緑のドレスと美しい背中
なかなか顔が見えない
あのシーンは印象的
観客も一緒に魅了される

前半の妖しい雰囲気は劇伴も相まって最高
ずっと落ち着かないゾワゾワした感じ
キム・ノヴァクがこの世のものではない感じで本当に美しい
取り憑かれた感はすごいし、神秘的
そりゃ好きになってしまう
守ってあげないとと
でも、この世のものでないものを愛してしまうと、、、
後半、彼の執拗さで追い込まれてしまって
その後の彼の事を思うと、、、

ずっとクラッシックな場所ばかり続いた後の、あのゴールデンゲートブリッジのたもとでのシーン
あの構図がとても目に焼き付いて
マデリンの部屋にネオンの色が映り込むのも、落ち着かない感じで
そして有名な[めまいショット](っていうんですね!)

とにかく、随所にカメラワークの凄さや印象的なシーンが感じられる

前半の神秘的な感じから、後半は一転してミステリー
まさかの真相でなかなか面白かった

最初に登場した女友達が可愛そう
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