三隅炎雄

おヤエの家つき女中の三隅炎雄のレビュー・感想・評価

おヤエの家つき女中(1959年製作の映画)
3.7
シリーズ2作目。上京して10年目、女中若水ヤエ子が自分の家を持つまでの笑いと涙の奮闘を描く。同じ春原・若水の『身替り女中』『あんま天國』に比べると出来はかなり落ちるが、戦後女性が日の丸でなく自分自身の旗を掲げ持つ、女と家についての映画である。ラストでシリーズの主題が鮮明になった。
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