ジェンドブリ、こんにちは、
懐かしい響き、
Iターン、Uターン系作品、
『ヴァージンリバー』シリーズが近くて爆竹のような作品。
喜劇のさじ加減が強め。
ポーランド映画にそういう傾向が強いかというと、そうでもない。
ただし、
リアリズムの表現の注力のしかたは驚くほどだ。
馬、ヤギ、ニワトリ、
そして聖なるアヒル、
コントロールされた、
完成されたシナリオより、
何が起こるか予測不能の、
動物たちとのコラボ、
芝居場の片隅で小さなビッグバンが起きている、
1カット1カット刮目するのが楽しい。
スマチネゴ
【蛇足】
とある作品の製作時、
この国でそれなりの規模でオーディションを開催したが、
ひとりひとりの個性的な表現力が素晴らし過ぎた。
その上でこちらの要求している役の解釈をしてくるので大変驚いた。
スタッフの技術もハイレベルで、
現場でのリアリズムの反映のさせ方の、
【あたりまえ】
が、
凄過ぎた。
国立映画大学も見学させてもらった。
学長と話した。
スコリモフスキ、
キェシロフスキ、
ワイダ、
カヴァレロヴッチ、
も卒業した大学。
卒業すると公務員のような資格が、俳優もスタッフにも与えられる。
文化に対するスタンスが、
根本的に違ってた。
もちろん週休2日、
残業なんてあり得ません。