ククレ

もしも昨日が選べたらのククレのネタバレレビュー・内容・結末

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

そんなに期待しないで気楽に観始めたら、案外面白くて引き込まれた。「素晴らしき哉、人生!」みたいなストーリーだな、と思いながら観ていたら、やっぱり泣かされてしまった…。

以下はネタバレ…





アダム・サンドラーは相変わらずのノリ。自己中で悪態つくし結構ヒドイことしてる。自分の子どもに対しても愛情を感じられないし、隣の子どものアイボをブッ壊したりしてる…。あんな素敵なケイト・ベッキンセールに対してもいい加減!もったいない!!
だから最初は共感できなかった。「どうせリモコンを使い過ぎて因果応報のオチだろうな」と思ってたら…リモコンの「自動機能」「学習機能」の恐ろしさたるや!

雨の中倒れるシーンで思いがけず涙が出た…。このまま死んでしまうなんて悲しすぎるぞ!って。あれ?いつの間にか感情移入してる〜!
だから、元の時代に帰ってきて子どもたちと再会するシーンで感動させられてしまった。
悔しい〜!なんでかな?
自分の息子たちが小さかった頃のことを思い出して「あの日に帰ってまた子育てしてみたい」っていう気持ちになったからかな…?こういう作品は自身の人生がオーバーラップするから要注意!

クリストファー・ウォーケンがメチャ渋い。昔からこの人の雰囲気には闇を感じるなぁ、と思ってたら、やっぱり死神だったのね。

ショーンアスティンって、こういう役が多い気がするなぁ。なんか報われないオッサン。

邦題になんか違和感。「昨日が選べたら」という話ではないような…?もしかしたら「昨日」と「機能」をかけてるのかな?
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