このレビューはネタバレを含みます
年のはじめからしょーもないもの観ちゃったよ…。
雇い主に言われるがままだったのに、ある時一線を超えたくなくて抵抗した結果転落人生に陥る主人公。
帰ってきた妻が別人だと疑い始めてやがておかしな要求をし始める主人公。
カルト宗教を存続させるために死者を甦らせる人物を探し求める2人組。
ヨルゴス・ランティモス監督・脚本。
カリギュラにインスパイアされたというインタビューの話もあり、不条理ストーリーが好きな私向きのはずなんだけど、全然面白くない。結末への流れが不自然すぎておさまりが悪い。
筋が通ってないのに収まりのいい脚本というのもあるというのに。
ヨルゴス・ランティモス作品は、絵面が美しいのに人間が不細工に見えるところも調和が取れてなくてあんまり好みじゃないのかも。
原題の"Kinds of Kindness"の方が本編に合ってるのに、『憐れみの3章』に訳しちゃったのもマイナスポイント。
スコアなしでございます…