子供の頃に観てトラウマになった映画といえばコレ!
電気ショックのせいで地中に潜んでいた肉食性のゴカイが大量発生、田舎町(定番!)を襲います。
もうね、何といってもね、最後の方になるとね、めちゃくちゃな数の本物のゴカイ(監督によると25万匹)がね、画面一杯にドーンと降り注ぐわけですよ。気持ち悪いったらありゃしない!
マジで最悪ですよ。
スケバン刑事の拷問ミミズ風呂を実写化しちゃったみたいなもんですが、麻宮サキでさえ気が狂いそうになったのに、あの頃はただの子供(現在はただの大人です)だったんで、ゴカイだらけのテレビ画面を観ながら、硝子の様に脆い心が壊れそうでしたよ。
すみません、ちょっと格好つけて言いましたが、つまりは気色悪かったんで記憶に残りまくったんですね。
顔がゴカイに食われて穴だらけになったオッサンのビジュアル・インパクトも凄かったし、服を剥いだら身体が喰われまくっていたりするのをみて、「こんな死に方だけはゴメンだ」と子供心に思いましたねえ。
若き日のジェームス・キャメロンが参加していたり、リック・ベイカーが特殊メイクを担当しています。
ゴカイの鳴き声(?)にはブライアン・デ・パルマの「キャリー」で使われた豚の断末魔を流用。
また、ジェフ・リーバーマン監督によると、主人公カップル役でマーティン・シーンとキム・ベイシンガーを、ゴカイ怪人役でスタローンのオーディションがあったそうで驚き!
スタローンは田舎者に見えないから、マーティン・シーンは台詞にシェイクスピアを引用しようとしたから、キム・ベイシンガーは田舎にあんな美人がいるわけがないからという理由で採用しなかったということです。
なんて勿体ない!(苦笑)
テレビ放送、レンタルビデオ、セルブルーレイにて