フリッツ・ラング監督作品。
第二次世界大戦のナチス・ドイツ占領下のチェコのプラハ。総督ラインハルト・ハイドリヒが暗殺された。ナチスはチェコの名士達を人質に取り、暗殺者が捕まるまで名士達を処刑していくが・・・という話。
戦争時のナチス対地下組織の戦い。暗い画面及び内容で重厚感がある。暗殺者をいかに逮捕させないようにしていくかということをやっていくので派手さはない。実直。終盤に向かっては劇的な結末になるように話が作られていた。
批判も込めてナチス・ドイツ側の人物をコミカルに描く。分かりやすく笑える悪役として描かれていた。