はつる

シャイニングのはつるのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

画面作り、テンポ、世界観の情報の出し方が良かった。他のキューブリック作品を探して鑑賞してみようと思った作品

とにかく画面の色彩や構成がすごい。好みです。

怪異達が、まさしく怪異という感じで一切わからないが、とにかく何か邪悪な意思と気味の悪い存在の息遣いを感じる表現をされているのが良い。
ジャックニコルソンは狂気や表情など、気持ちの悪い演技がすごいが、彼より奥さんがめちゃくちゃ強かった。あの有名なマスターキーのシーンでも実は奥さん側に軍配が上がってたのが驚いた。

ジャック負けすぎ……?

ジャックニコルソンの顔芸の中でも最後の迫真凍死顔がかなり好きです。

見た後に考察や舞台裏などを調べて改めて気が付いた事があったり。というか鏡が重要なファクターとか見てる時はわからんかった。わからんくても面白かったのでキューブリックすごいね!?
シーンによっては100テイク以上撮って高齢の役者を病院送りにしたらしいけどね?こだわりすごいのかね!?でもそういうの現場の人から見たら良くないと思う。
どうでもいいけどこの後カメラを止めるなを見たんですが、あのゾンビ映画のキチガイの監督の設定ですら42テイクで頭おかしいと愚痴られてるくらいだったのでキューブリックマジやばいな。事実は小説より奇なりをここで発見させないで欲しい。

すごく良かったけど多分これ好みが分かれる気がする。
私は好きです。ドクスリ見てくるわ
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