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ヤマアラシのジレンマ
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ヤマアラシのジレンマの作品紹介

ヤマアラシのジレンマのあらすじ

この映画は全編手話で構成されている。作品の舞台は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設。新患の主人公は長期入院者に惹かれていることに気が付き、治療中に2人の絆を深めようと奮闘する。

ヤマアラシのジレンマの監督

Mateusz Rybinski

ヤマアラシのジレンマの出演者

Maciej Kosiacki

Joanna Mizgier

原題
Miasto Jezy/Hedgehog's Dilemma
製作年
2023年
製作国
ポーランド
上映時間
16分
ジャンル
ドラマショートフィルム・短編

『ヤマアラシのジレンマ』に投稿された感想・評価

距離感を測れないヤマアラシの葛藤。
依存性に悩むろう者の主人公に寄り添った繊細な作品で、劇伴がないことも相まって緊張しながら観ることとなりました。
他者を受け入れる、ならびに信じることは、誰しも難しいことだと思います。
表層で笑顔を見せていたとしても、その真意は「早く失せろ」かもしれませんし、「これが好きなんでしょ」かもしれません。
目も、耳も、鼻も、口も、手も使えていたとしても、怖いものは怖いのです。
それらの感覚のうちで満足に使えないものがあったとすれば、全部をそれなりに使えてしまう人よりも、さらに怖さは倍増すると思います。
ただ生きるだけでも、心に傷を負ってしまうことも往々にしてあるでしょうし、塞ぎ込めば塞ぎ込むほど内に内にと入り込んでしまうのが人間という生き物です。
一歩は遠く、その場に蹲って、時が経ってしまうことに嫌悪を覚え、次第に自分さえも愛せなくなってしまう。また一歩は遠くなり、蹲り、時が経ち、自分を殺したくなる。負のスパイラルに陥って、いつ枯れてもおかしくない涙を流している。そんな人は沢山いると思います。
主人公の造形を、そうした人の誇張と言う訳にはいきませんが、そうした人の思いを背負った人間として描写していると表現することはできるでしょう。
主人公は現実の我々と同様、悩み苦しみ、そんな中でも社会と必死に関わろうとしていきます。
他者を信じなければ成立しないエクササイズをすることになり、直前になって逃げ出してしまう。その様子が、ヤマアラシの描写にも重ねて示されていく。当然、心理学の用語かつ、本作のタイトルでもある「ヤマアラシのジレンマ」にも反響していく。多層的に、主人公が他者を受け入れる、ならびに信じることができない様子を映像作品的に落とし込んで伝えてくるのです。
物語は進み、想い人ができ、関わり、学ぶ。説明的、説教的でない、主人公、ひいては我々へのセラピーがなされていく。何も他者が引っ張り、壊すのではない壁。あくまで自分が壊す必要のある壁。最後の最後に、もう1度巡ってきたエクササイズのチャンスに、主人公は挑戦する意志をみせて終わります。
これはたとえ傷付いても、苦しいと泣いてしまいそうでも、それでも前を向いて、他者と関わる決断を下す、その重要性を、その肉体を、精神をもって、我々を体現した主人公が示してくれたのだと解釈しました。
これが希望に転じるかはその人次第で、主人公にも傷心の可能性はあるでしょう。
しかし、行動に移した主人公は格好いいですし、我々も勇気をもらうことができたのではないでしょうか?
総じて、恐ろしいほどに精緻で、不安定なバランスで組み上げられた我々へのエールに、静かに感動させられた作品でした!
Haruki
4.3
全編手話で構成されている短編作品。

依存症の聾者のためのリハビリ施設で出会った男女の交流を静かに描く。

全編手話ということで手話の意味が字幕で出るのかと思っていたら、それすらなかった。

彼らのアイコンタクトや表情、しぐさでの対話には純なコミュニケーション、心の繋がりが感じられる。

近づきたいけど近づけない。
障碍、依存症…複雑に絡み合う問題を前提にした人の繋がりが繊細に描かれる。
"ヤマアラシのジレンマ"というテーマも納得。
a
-
ショートショート フィルムフェスティバル2024

1回で理解するのは難しかった。全体的に画面が暗くて映像が見えづらい。ヤマアラシの2回目のシーンが恐ろしすぎる。


主人公:男性
ドライブ:他者を信頼するエクササイズに成功したい
ストーリー:依存症に悩むろう者の若者向けリハビリ施設に入所した主人公は、他者を信頼して心を開くことに困難を感じており、エクササイズから逃げ出してしまう。とある女性入院者は、そんな主人公に対しても臆せず距離を縮め、不安の鎮め方や心の開き方を教えてくれる。主人公は彼女に心惹かれるが、出所が迫った彼女は主人公の気持ちに応えずに施設を去ってしまう。しかし主人公は彼女から学んだことを思い出し、今度こそ恐れを乗り越え周囲の人々を信頼しようとエクササイズに臨むのであった。
テーマ:他者への信頼、恋による成長、コミュニケーション

尺:15:19
OP:ヤマアラシ
II:他人を信頼して後ろに倒れ込むというエクササイズをやらされて逃げる(2:30)
PP1:女性とのエクササイズに挑戦して失敗される(5:00)
MID:主人公の代わりにエクササイズをやった女性が一人で倒れる(8:30)
=自分の臆病さにより他者を失う恐怖を味わう?
PP2:女性が施設から去る(13:00)
=女性なしでやっていかなくてはならない
Climax:目を閉じてエクササイズに挑戦する(15:10)