シネフィルmonk

人生模様のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

人生模様(1952年製作の映画)
3.8
短編小説の名手オー・ヘンリーの代表作をハワード・ホークス、ジーン・ネグレスコら米国の著名監督がそれぞれエピソードを担当して5話オムニバスで映画化。

病弱で窓外のツタの葉が散るたびに自分の命が削られていく気がすると嘆く女性に対し、売れない画家ベアマンがとった行動を描いた「最後の一葉」、貧しいが深く愛し合う夫婦がお互いの大事なものを売ってでもXmasプレゼントを贈ろうとするストーリーの「賢者の贈物」など、笑って泣けて心温まるオー・ヘンリーの短編映画で、1話ごとにコンパクトにまとまっていてなかなか良い作品にめぐりあえました。
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