このレビューはネタバレを含みます
✨2024年56本目✨
ボクシングの習い事の隣で行われていたバレエ教室の魅力にはまっていく少年ビリー・エリオット。
ところどころ魔法のような不思議なシーンもあって、遊び心に溢れた感動の家族愛の物語です。
ビリーのバレエスキルの飛躍も目覚ましいですが、とにかく父親の心変わりがすごくて、かわいい息子の本気が父の気持ちを動かしたとなればこれは感動する他ありません。
母の残した手紙。父親の前での躍動するビリーの身体。息子の夢を叶えたいとスト参加を断念する父と、長男の対立。合格発表の瞬間。「I miss you.」の兄貴。
泣くところ多すぎです。
コーダや侍タイムスリッパーでも同じようなシーンがありました。リトルダンサーは傑作にして様々な作品に影響を与えているでしょう。定期的にまた帰ってきたくなるような、そんな映画です。