虚構、そしてシステムの中に我々は生きているのかもしれないと思わせる世界。信じていたものが本当は夢で、足元が崩壊していく感じ。
ないものを、あるように見せて誘導し、幻を作り上げる。その中で人は飼われていた(る)のかなって。。
正義と悪の対立した枠組みから出ない限り、システムから解放されることはないのかな？と。完璧な秩序、自由ってなに？
スミスは闘う(叩く)ほど増殖するが、これをウイルスに例えられないか？💉で叩けば叩くほどスミス(ウイルス)は耐性を持ち、変異し、強力になっていく。ネオが強くなればなるほどスミスも強くなる。それではイタチごっこは終わらない。バランスは常に保たれようとする。次回完結ということだったので、どう締め括るのか自分の予想と照らし合わせながら観てみたい。
他者を不安や混乱に陥らせないために、真実は伏せておこうという甘さが命取りになる。肝心なことを知りもしないで何を守れるのだろう。
知っていて呑まれるか、知らずのうちに呑まれるか、そして呑まれる前に手を打つか。救世主の存在を外に求めて良いものなのか。
真実を正しく知れば、敵も何も、恐れることはないのかもしれませんね。
現実と照らし合わせて観ると、割としっくりくる世界線。
