Nana

マンボ・キングス/わが心のマリアのNanaのレビュー・感想・評価

3.5
キューバからニューヨークに来たミュージシャン兄弟の話。
もっと明るい話だと思ったけど、仲良し兄弟が、微妙にすれ違うストーリーで後半ほろ苦。

アントニオ・バンデラスがハリウッド進出した作品らしく、若くてイケメンでした!

ラテン音楽好きには馴染みの曲やダンスシーンも多く、楽しめました。
ティトプエンテが本人役で出てライブシーンがあり、セリアクルーズはあんまり歌わず女優として出てる?と思ったらエンドロールでしっかり歌ってます。
つか、エンドロールは主役の兄弟のライブシーンで良くない?と思いましたが。

フィクションですが、ルーシーショウに出演するシーンがうまく合成されてて、時代感がよく出てました。

個人的にアントニオ・バンデラスがロッキーみたいに、吊るされた牛の中で踊ってるシーンが好き。

あと、バルミツバとかに呼ばれる売れないバンド時代、音楽とダンスと現実世界が一緒に出てくる画面も面白かった。

メインテーマになる愛しのマリアがあんまりいい曲じゃないし、歌もあまりうまくなくて、そこだけ残念。キューバのミュージシャン役なんだからアンディ・ガルシアがやれば良かったのに。
Nana

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